OUTBACKで生まれたちょっといいお話集

周りのみんなより成長が遅く、失敗ばかりしている私ですが、OUTBACKで働くことがすごく楽しいです。

梅田

OUTBACKER | HINATAさん
2025 Vol.9 Episode12

 私はOUTBACKに入って3カ月経ちました。周りのみんなより成長が遅く、失敗ばかりしている私ですが、OUTBACKで働くことがすごく楽しいです。
 まだ入りたての頃、トレーナーの先輩からピボットポイントの存在を教えていただきました。お料理を出す時に「どの人のだろう?」と、お客様の目の前でキョロキョロして、お客様が「私のです。」と言われてから出すことは、私たちの行動指針にある“ホスピタリティ”が出来ていないことだと知りました。その時、もし私がお客様だったら、と考えてみました。自分の頼んだお料理を覚えてくれているだろうとは期待はしないけど、それを当たり前のようにやってもらえたら、すごく嬉しいなと思いました。それなのに、トレーナーの先輩なしに一人で初めて任せていただいた日に、2名様のテーブルで、お客様のどちらが何を頼んだのか覚えていませんでした。社員さんから「なんで覚えてないの?もっと集中して!」と言っていただいた時、“ハッ”として、「確かに何で2名様なのに忘れていたんだろう。」と思いました。その時の私はお客様を一個人として見られていませんでした。ピボットポイント以外にも、言われる前にお水を出す、おしぼりをタイミングよくサっと出す、メニューを見ていたら近くで待機してすぐに行けるようにするなど、お客様に喜んでいただけるサービスを意識で出来ていませんでした。出来たとしても決まりだからやるだけ。それでは意味がなく、自らホスピタリティ精神を持って積極的に行動することにより、お客様に「ええ!そんなところにまで気が付くんだ‼」と感動してもらうくらいでないといけないと思います。今の私のサービスは、憧れの先輩たちには到底追いつきませんが、いつも先輩たちの行動をチェックして、”どうやってお客様の心をつかんでいるんだろう?” と日々観察しています。どんなに忙しくても、お客様にとってはその日が特別なものであるから、今出来る精一杯のサービスをすることが、私が一番に意識していることです。 ”人は期待を超えた時に感動をする。” ということを意識して、これからも毎回一生懸命に働いていきます!